”笑いと気づきの呼吸体操”
身体は元気に、心はポジティブに
人間関係も改善

2020年9月22日火曜日

【禅語】不動心:心の揺れ動きに気づき、不必要な動きを取り除く



 明日のクラスのテーマは「不動心(ふどうしん)」。

本当の意味を知っていますか?


ぴくりとも動かない心、ではありません。そんなの人間ですもの、無理です。

そしてなにより、人生が楽しくなくなってしまいますよね。


心が揺れ動くのはあたりまえ。

嬉しい~、と喜んだり、キレイだな~と感動したりするのはウェルカムなのですが、やっかいなのは、ネガティブな感情。


イライラ、嫌悪、怒り、緊張、恐怖、不安、心配、疑念、妬み、蔑み、、、

できれば感じたくないし、このネガティブ感情に支配されると、心も身体もよい状態を損ないます。ガックリ疲れてしまって、楽しいはずの一日が台無しに!ありますよね~。。。


できれば感じたくないですが、感じてしまったものは、心にとっても身体にとっても有害で不要なお荷物なので、さっさと手放したいですね。


それに役立つのが「不動心」。

揺れ動く心をみはって、それに気づいて、もとの心に戻り、動かされ続けないという教えです。


具体的には次の4つのステップで対処します。

 1)「あ、今、イライラしているな~、心が揺れているな~、胸がムカムカしてきたぞ~」としっかりと気づく。

それに気づいていれば、あわててイライラを鎮めようとしなくても良いと思います。

 

2)「イライラするよね~。よしよし。」と、その気持ちを認めてあげて

 

3)「でも、、、次の言葉や行動には気を付けてね~。」と釘をさし

 

4)もとのニュートラルな心に戻ろうとします。


第三者の視点で、俯瞰で自分の心が揺れ動くのを観ることができたときには、心の一部にすでに「観る」スペース、つまり余裕が生まれているので、心がごっそりと根こそぎ感情に持っていかれるのを防ぎます。


それに、ネガティブな感情をずっと抱えているのは、自分にとって有害です。

「怒りは燃えている薪のようなものだ」とはブッダの言葉。

いつか投げ返してやろうと抱え続けていると、知らぬ間に自分の心が炎で焦げて傷つきます。

さっさと手放しましょう!


それには身体の感覚を使うのが有効です。


泣きわめいていた子供にアメ玉をあげたら、アメの味に夢中になってウソのように泣き止むの、見たことないですか?あれと一緒です。

 

ネガティブな感情を感じたら、鼻歌を歌う、コーヒーの香りをかいで「あ~ 幸せ~」と口に出してみる。足の裏を感じながら、ゆっくり歩く。五感を使います。

ラフターヨガをやったことがある方はサイレントで「やったーイエイ!」のポーズをして、はーと息を吐くのがおすすめです。10秒あれば、さっきまでの感情が、笑っちゃえるぐらいになっています♪


ささっと手放せない、重たいネガティブな感情についても、身体の感覚が優位になって思考が停止するスポーツや、五感を刺激する自然の中の散歩などが、まずは効果的です。

そして、その感情についての分析、原因と対処法を発見することが必要です。これについては、別のコラムでお伝えします。


余談ですが、ヨガの経典、ヨーガ・スートラの「yogas citta-vrtti-nirodhah」は「ヨガとは心の働きを死滅させることである」と訳されますが、私は「ヨガとは不必要な心の動きを取り除くものである」と理解しています。

だって心の働きを全部死滅したら、楽しくないですよね!

何のために生きているんでしょうか。楽しく幸せに生きるために、ヨガを使いましょう♪


この「不動心」もまた、揺れ動く心をみはって、不必要な動きを取り除き、いつまでも揺れ動かず、もとの穏やかな心に戻るということ。

最近の脳科学や心理学にも裏打ちされた、幸せになるための智恵、真理の言葉です♡


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