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2021年9月7日火曜日

【禅語】 自然法爾:自然(じねん)を忘れないで


【シゼンとジネンの違い】


私たちが学校で習う「自然(しぜん)」とは、山や川や海、草や木、雨や風などを表しています。この言葉は明治時代に英語のNature(ネイチャー)の翻訳として生まれた言葉だと知っていましたか?


そういえば聞いたことがあるかも、と私が思い出したのは、ジブリッシュを学ぶレクチャーの時でした。


ジブリッシュは母国語(第一言語)より前の「ゼロ言語」、あるいは「自然語(じねんご)」とも呼ばれるそうです。言語を使える人間だけでなく、自然界のどんな生き物とも話せて心を通じあえる言葉、「自然語(じねんご)」。


日本には古来から「自然(じねん)」という概念と言葉がありました。


英語のネイチャーは人間と対置する外的環境を表しますが、仏教の「自然(じねん)」とは人間もその一部分に含まれています。

つまり、人間は自然を超えた存在ではなく、自然の中に生きる一つの生き物でしかないということですね。


この自然(じねん)というキーワードは私たちが幸せに生きるうえで大事なキーワードですが、日常生活に活かすポイントを下記の3つにまとめてみました。


自然(じねん)に1)任せる、2)気づく、3)感じる


明日の『微笑みヨガ with 禅』のクラスでは、この3つについて、笑うエクササイズで味わっていこうと思います。お楽しみに!



【1:自然(じねん)の法に任せる】


今週のテーマは「自然法爾(じねんほうに)」。


「自然(じねん)」とは「自ら(みずから)然る(しかる)」、「法爾」とは法(真理)がそのままに顕在している。つまり、「自然法爾」とは人間の作意のない「そのまま」で在ることが真理(世の中の法則)である、という意味だと私は解釈しています。


この自然の法のことを原始仏教ではダンマと呼び、日本の仏教は仏さま、神道は八百万の神、キリスト教はGod、宗教色を無くすとHigher self、サムシング・グレイトと呼ばれたりもします。


親鸞はこれを阿弥陀仏と呼び、「自然法爾」を究極の理想とし、すべてのものは阿弥陀仏が示すもので、自分の力は捨て、阿弥陀仏に身を任せましょう、と説きました。


私は学校の授業で、鎌倉時代の仏教について習ったときに、自力本願の禅宗はカッコいい!と本能的に思い、一方で、他力本願の真言宗派については、念仏を唱えるだけって、、、何か農民をだましているような、胡散臭いイメージを持ちました。


でも、大人になって学びを深めた今では、親鸞の伝えたかったことが分かるような気がします。


自分自身の作意やエゴを手放して、ただただ自然の法である仏さまにお任せし、念仏を唱えて思考を停止して、心穏やかに、楽ちんに、苦しみや悩みから解放され、楽しく生きるのが理想ですよ、ということだったのかなぁと。



【2:自然(じねん)に気づく】


話しは戻りますが、古来より人間は自然(じねん)の一部なのです。


そして、自然でいるときの状態。何の作意もなく、自然に身を任せている状態、究極にリラックスしている状態が、最も人間本来の力を出せるのではないかな~と私は思います。


例えば、無理な姿勢を長く続けて身体が固くこわばっていたり、考え事をしすぎて脳が休まらなくて身体から力が抜けないときには、自律神経が正常に働かずに免疫力が下がったり、心身共にパフォーマンスが低下します。


私はタイ古式マッサージとアーユルヴェーダのオイルマッサージ(アビアンガ)の資格を持っているのですが、これらの健康法に共通するのは、身体を緩めて、身体の中の流れを止めていた原因を取り除き、身体が本来持っている機能を取り戻すことです。


私たち自身よりも、身体それ自体が元気になる方法を知っていると私は思うのですが、よ~く身体の声を聞いてみると、ちゃんとどうしたらよいのかを教えてくれます。

身体のどこをストレッチして欲しいのか?どこを触って温めて欲しいのか?

緩めてリラックスすることができる人は、身体の声を聞ける人、不調になりにくい人です。

身体の声を聞くには、自分自身の自然(じねん)に気づける感性が必要です。


もちろんリラックスして緩みっぱなしではダメで、適度なストレスも必要なのですが、私たち社会的生き物の人間は、自然(じねん)の一部であることを忘れてしまいがちです。


仕事や家庭など、社会的な役割を意識して、無理をしすぎてしまったり、もはや自然(じねん)な自分ってどんなだっけ?と思い出せなくなったりしている人も多いのではないでしょうか?


またジブリッシュの話しになってしまいますが、ゼロ言語、自然語のジブリッシュでアーダコーダとつぶやいているうちに、あ~、これやりたかったわ~と気づいたりします。


自然(じねん)とは本来の自分に気づくこと、ですね。



【3:自然(じねん)の一部であることを感じる】


そして究極のリラックスに加えて、もう一つのパワーの源が、自然(じねん)の一部であることを実感する体験ではないかと思います。


山や川や海、公園の緑の中にいるとき、草木や鳥や虫など人間以外の生き物がいる場所にいると、心が穏やかになって、元気をチャージされませんか?


太陽がキラキラ反射する水面を見るとき、夕焼けに染まる彩雲にときめくとき、風が頬をなでる感覚を楽しむとき、シンとした雪山の林の中をザクザク歩くとき、波のパワーと一体になって滑るとき、、、。


人それぞれ感性は違いますが、私にとっては自然(じねん)の一部であること、自然と共にあるという感覚が、生きている喜びに繋がっているようです。



自然法爾。


好むと好まざるにかかわらず、自然の真理は存在しています。

すべてのものは移り変わります。人間もその一部です。

この真理を受け入れると楽になりますし、今この瞬間が輝いて見えます。


自然(じねん)な自分を見失うことなく、人生を最大限に楽しんで生きたいものです♪





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