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2021年10月13日水曜日

【禅語】喫茶喫飯:目の前のことに集中し丁寧に行う


久しぶりに長めの休暇をとり、スローライフを満喫しました。

現地ではゆったりとした時間が流れ、丁寧に作られたお料理を長い時間をかけて味わいながら、家族や友人との会話を楽しんでいて、金銭ではなくて生活自体に価値がある、豊かだな~と感じました。


日常生活の私といえば、朝起きたらやることがたくさんあり、ランチタイムにも運動などやることがあり、食事は栄養補給的に立ったままキッチンですませることもあります。

その代わり、夕食だけは美味しいものを作って家族と一緒に食べるのですが、夕食後にやることがあるときは気持ちが落ち着いていなかったり、食事中に動画がつけられていて意識がそっちへ向いてしまったり、日々の食事をゆったりと楽しめていないな~、と気づかされ、反省しました。

食事とは特別な日に楽しむものではなく、毎日を豊かにするものだったな~と。

オーガニックなもの、スローに作られたものを食べても、食べている本人の心がスローでなければ、せっかくの人生の大事な部分が抜け落ちてしまっているのではないか、そんなことにも気づきました。



「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」とは「お茶を飲むときには、お茶を飲むことに集中する、ご飯を食べるときには、ご飯をたべることに集中する」という意味です。


今週の朝活はこの禅語をテーマに、笑うエクササイズとマインドフルネスを楽しみます。

毎日の飲食のときに思い出せる、喫茶喫飯というワードを使って、より豊かな生活を送るための智慧を共有したいと思います。



【食べる・飲む動作に集中して得られる効用】


「喫茶喫飯」は曹洞宗の禅僧による言葉で、「只管打坐=ただひたすら(只管)座って今ここにあることを感じる修行」を誰にでも分かりやすい、毎日行っている日常の動作、飲む・食べるに置き換えて、同じ本質を伝えています。


座禅をしなくても、お茶を飲むとき、食べるときに、意識を集中して、ひとつひとつの動作を丁寧に行い、味わうことで、得られる気づきや心の境地があることを教えてくれているんです。


マインドフル・イーティングという食べる行為を使ったマインドフルネスの手法がありますね。

はじめて味わうかのように、固定観念を捨てて、食べるものを目でしっかりと観る、匂い、舌触り、歯ざわり、味わいが口の中に広がっていく感覚、のどを通る様子、お腹が満たされて熱が生まれる感覚など、一つ一つを丁寧に感じていくと、新たな気づきがあります。

何より、満たされていく感覚を楽しめて、ああ、幸せだな~と、それだけでHappyな気分になれます。


ぜひ、お一人でお食事をする機会に試してみてください。



【食事をしながら内省するポイント】


禅の修行には「五観の偈」という食事をする際の心得があり、食事中にも内省を促すそうです。内省の内容を私なりの簡単な言葉にしてみますと、こうなります。


1)食べものを作ってくれた自然や人々への感謝 

2)この食べものをいただくことに自分の行いが値するか?

3)美食や暴食、目の前の食べ物に対する不満から離れる

4)食べものが良薬であると思う

5)食べもので元気になった身体を何のため、誰のために役立てよう?


ただ食事をいただくだけでも、深い修行ができますね~。


マインドフルに食事を楽しんだあとに、この5つについて内省する習慣をつけたら、健康的、利他的な、心まで満たされる食事ができそうです。



【食べる・飲むことを丁寧に行う価値】


なんだか難しいことを書いてしまいましたが、日常であたまえにやっている、食べる・飲む動作を丁寧に行うこと自体にとても価値があるのではと、先日のスローライフ生活で感じました。


時間の効率ややることの多さから、ついつい、何かを観ながら、読みながら、聞きながら食事をしてしまうことがありますが、脳はマルチタスクが実はできていないそうです。


器用に一度に複数のことをこなしているようでも、実は超高速で複数のタスクの間を往復しているのが実際だそう。つまり、ながらで食事をしたら、半分の時間しか食事を楽しめていないということになるのかもしれません。



医食同源といいますが、身体を滋養するために食べることはとても大切な営みです。


そして、栄養学的な観点だけでなく、食べるときの心の状態もとても大事ですよね。


ジャンクなものを食べざるを得ないときにも、滋養されていると思えば身体には良い影響がありますし、毒を食べていると思えば悪い影響がでる(ノンプラシーボ効果)という実験結果があるので、気をつけたいものです。


食べる前には姿勢を正して、合掌して、いただきます、と感謝の気持ちを言う。

私たちの生活で昔から行われている小さな習慣には禅の教えが詰まっていますね。


喫茶喫飯。


毎日おこなう動作ですので、お茶を飲むとき、食べるとき、ながらになっていたら、ふと思い出して心でつぶやいてみてください。喫茶喫飯。


全ての生活をスローライフにできなくても、お茶を飲む5分間だけ、スローに生活することは誰にでもできそうですよね♪


皆さまの人生が豊になっていきますように。







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